こんにちは、aicoです☺
私は産後1か月ごろから、完全母乳(いわゆる“完母”)で育児をしています。
「母乳が一番」「ミルクはかわいそう」といった声もある中で、
いわゆる“母乳神話”にとらわれすぎると、しんどくなってしまうことも。
実際に育ててみてわかったのは、完母にも良い面と大変な面がちゃんとあるということでした。
今回は、私が実際に感じた
完全母乳の「よかったこと」と「しんどかったこと」をまとめてみます。
完全母乳でよかったこと

① お金がかからない(経済的!)
粉ミルク・消毒剤などが不要なので、ランニングコストがかなり抑えられました。
出費が減るだけで、気持ちにもゆとりが生まれた気がします。
(出産前に準備していた哺乳瓶や消毒グッズは無駄になりました笑)
② 外出時の荷物が少なくてラク!
哺乳瓶・お湯・ミルクなどの準備が不要なので、外出時の持ち物が最小限ですみます。
「泣いたらその場で授乳できる」という安心感も◎
③ 産後の体重がみるみる落ちる!
授乳1回で約60kcal消費するといわれていて、1日10回授乳すれば600kcal!
何もしてないのに、気づいたら妊娠前の体重に戻っていて驚きました。
④ 泣いたときにすぐ対応できる
「泣いた=おっぱい」でとにかく落ち着いてくれる。
授乳=最強の安心ツールという感じで、本当に助けられました。
授乳に慣れてからは、ぐずってあやすのが体力的にしんどい時は、おっぱいを咥えさせて落ち着かせています。💦
完全母乳でしんどかったこと

① 自分しか授乳できない
ミルクと違って夫や家族に任せられないため、常に私が対応。
夜中の授乳もすべて1人でこなす生活がしんどいです。
特に生後2か月までは睡眠時間が多く取れず、地獄でした😢
② 母乳が軌道に乗るまで不安だらけ
「足りてるのかな?」「飲めてるのかな?」
数字で見えないぶん、とにかく不安との戦いでした。
③ 頻回授乳で1日が終わる感覚
4か月の今でも授乳は2〜3時間おき。1回に30分以上かかることも。
寝不足+体力消耗で、「もうミルクに切り替えたい…」と思ったことも何度もありました。
④ 外出時、授乳室を探しまわる
外出先での授乳は、授乳室がなかなか見つからない or 車の中で隠れて授乳。
出先ではミルクの方がラクなのかなと思うこともありました。
⑤ 来客時に気を使う
家に誰かがいるときに授乳するのって、どうしても気を使ってしまう…!
「そろそろ授乳だけど…どうしよう」と、落ち着かない気持ちになることも。
⑥ 食事や薬に気をつかう
「授乳中はカフェイン・薬はNG」など、食事や体調管理にも気を張る毎日。
風邪をひいても「授乳中でも飲める?」と調べまくる日々でした。
まとめ|完母は「正解」じゃなくて「選択肢のひとつ」

母乳で育てることは子供にとっていいと言われて生活していく中で、
母子にとって完母が一番いいというわけではないと、思うようになりました。
完母はたしかに…
- 経済的だったり
- 赤ちゃんとの距離が近づいたり
という良い面もありますが、
- 母にかかる負担が大きくなりやすく
- 気力も体力もどんどん消耗する
という現実もあります。
おわりに|読んでくれたあなたへ
どんな方法でも、赤ちゃんが元気に育ち、ママが笑顔でいられることがいちばん。
完母・混合・完ミ——全部、立派な育児です。
母乳神話に縛られすぎず、
「私たちに合った方法」を選べることこそ大事だと思います☺
私の体験が、これから授乳に向き合う誰かの参考になればうれしいです🍼
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