こんにちは、aicoです。
2025年1月、予定日ぴったりに12時間陣痛に耐えた末、第一子を緊急帝王切開で出産しました!
生まれた子は3日間NICU(新生児集中治療室)に入院。私も含めて、11日間の入院生活を送ることになりました。
この11日間は、人生で一番泣いて、苦しかった記憶です。笑
すべてが初めてで、目まぐるしく過ぎていきましたが、記録として残すためにも、私の妊娠・出産の記録をまとめておきたいと思います。
同じように、緊急帝王切開になって気持ちが落ち込んでいる人の支えになれたら幸いです。
妊娠発覚から出産準備まで
2024年5月に妊娠が発覚しました。
妊活をしていたので、震えるほどうれしかったのを覚えています。
出産する病院は地元の病院と決めており、NICUもついているので安心でした。
その病院はなるべく自然に出産・母乳育児を推奨していたため、私ももちろんその流れに従い、自然分娩をするつもりで準備を進めていました。
妊娠初期のこと〜食べづわりとの戦い〜
妊娠して初めて知ったのですが、私は「食べづわり」タイプでした。
お腹が空くと気持ち悪くなり、味の濃いものが無性に食べたくなる。
そんな不思議なことがあるんだと、妊娠して初めて知りました。
つわりの期間中は、味の濃いものを欲していたので、毎日外食を繰り返しました。
つわりが落ち着いた「安定期」頃には、すでに体重が+10㎏でした。
もともとBMI25の太り気味の体型だったので、体重管理は大きな課題でした。
増加目安は10㎏前後とかなり厳しかったです。。。
ここからすでにあやしい予感。
これ以上体重増加はできない、安定期に入ったことで軽い運動を始めるとよかったのですが、10㎏の体重増加により体を動かすことが難しくなっていました。
一方胎児はというと、週数相当より若干小さいくらいかな、とは言われつつも順調に成長していってくれました。
激太り問題(妊娠中期~後期)
妊娠中期~後期では、外食は落ち着いたものの、食欲はおさまらず、どんどん、どんどん体重は増加していき、最終的には
妊娠前 + 29㎏ にという大幅増加に。。。!😨💦
しかしながら不思議なことに、妊娠糖尿病、妊娠高血圧の指摘なし。(たまに目の前に星がちらつくことはありました。。。)
こんなに体重増加しても病院では強く言われませんでした。
妊娠中とても繊細で過敏になっていたので私にはとてもありがたかったです。
これだけ急な体重増加では、妊娠線の問題も。毎日クリームをぬりぬり。
入念にお手入れをしていました。
ある日、妊娠中に行うとよい、ヨガの「花輪のポーズ」をとったとき、お尻から太ももにかけて無数の妊娠線ができてしまいました。
そこからは芋ずる式のようにふくらはぎ、もも裏、腰回りにひび割れが。。。
そんなこんなで、地面に座ると支えなしでは立ち上がることすらできなくなっていました。
出産当日〜陣痛からの急展開〜
妊娠39週最後の検診で
「あと10日で自然に来なければ促進剤で仕掛けていきましょう」
と言われました。
このとき胎児は2900g相当。
促進剤を使う前に何とか陣痛が来るようにYoutubeで「陣痛が来る」動画を見あさり、実践しました。
そのおかげで予定日前日に陣痛が来ました。
初産なので、陣痛が5分間隔になるくらいで病院に連絡するように推奨されていたのでお風呂につかったり、体を動かしたりしながら鈍い感覚に耐えました。
5分間隔になったのは、ちょうど出産予定日でした。
病院に電話し、夜中、夫の付き添いのもと、病院へ。
まだ歩ける余裕はありましたが、車いすで病棟まで連れて行ってもらえるVIP待遇を受けました。笑
その時夜中の0:30。
すぐに助産師さんに内心グリグリされましたが、子宮口1㎝。
家に帰されるかと思いましたが、このまま分娩室で待機に。夫は一時帰宅を命じられ、ここからひとり、陣痛との戦いが始まりました。
横になっても、四つん這いになってもどの体制でも辛く、陣痛が来るたびにしかめっ面をし、Youtubeで学んだ呼吸法を実践していました。
午前5時をまわった頃陣痛は1分間隔になっていました。
子宮口は5㎝。一気に進みました。
このとき助産師さんが胎児の心拍モニターをみて
「陣痛が来た時に、赤ちゃんがちょっと苦しそうですね。
朝ごはんは、先生が来てOKがでたら食べましょう」
と言われました。
わたしは、よくあることなのかな~とこの時は何にも気にせず陣痛と戦っていました。
午前7時。子宮口は7㎝。夫の付き添いの許可がでました。
陣痛は叫ばないと耐えられないくらいになっていました。
午前8時。先生から朝食を食べる許可がおりましたが、食べられるような状況ではありませんでした。
病院内には私の叫び声が轟いていたようです。笑
午前11時。「いきみたいよ~😢」と叫び続けていました。
子宮口9㎝。助産師さんに内診グリグリされ、
助産師さん「あれ?これ頭髪?破水した?」
内診グリグリ
もう一人の助産師さん「これ頭髪だ!破水してるわ」
内診グリグリ
いつの間にか、破水していました。
この時の内診はすごく痛かったです。助産師さんに「痛い!」と叫んでしまいました。
そこからは、助産師さんに「一度思い切りいきんでみようか!」と言われ、助産師さん2人と夫と4人で一斉に
「せーのっ!ふ~~~」
助産師さん「いきんだら10㎝になったよ!もう少しだね!」
と言われ、やっと終わりが見えてきました。
これを3回繰り返したところで、
急に周りの様子が変化しました。
想定外の展開、緊急帝王切開へ
バタバタと助産師さん4人と、産科の先生が分娩室に。
私には酸素マスクがつけられました。
わけがわからないまま、産科の先生から
先生「赤ちゃんの心拍がだいぶ落ちているから、大事をとって帝王切開しようと思うんだけど、どうしますか」
私「???お願いします・・・?」
というやり取りの後、担架にのせられ手術室へ。
さっきまでいきんでいたのに、どういう状況なのか、しばらくわかりませんでした。
別の階にある手術室へ運ばれる際、夫に手を握られ、あせった様子を見たときにはじめて状況を理解しました。
手術室では麻酔科医から説明があり、背中に注射され、少しすると
これまでの陣痛の痛みが嘘のように消え、足の感覚までなくなり衝撃を受けました。
あれよあれよという間に開腹手術が始まり、ものの15分で赤ん坊が誕生しました。この時12:30。
心拍が低下していたのもあり、一目見ただけで赤ん坊は、NICUに行ってしまいました。
そのあとは手術室の雰囲気も和やかになり、雑談しながらの縫合作業でした。
おなかの様子は隠されて見えませんでしたが、お腹を何度も押される鈍い感覚がとても不思議でした。
一瞬の出来事だったので、赤ちゃんの誕生がうれしい反面、私の心だけが取り残されたような感覚でした。。。
術後の痛みと入院生活
最後の検診の際、帝王切開の説明を受けていましたが、自分が帝王切開をするとは全く想像していなかったので、驚きでした。
術後から3日間は座薬や痛み止めを使って乗り越えました。
とても痛かったのを覚えています。
助産師さんには
「両方の痛みを経験したね」
と言われて、少し救われました。
だけど「体重管理ができていれば自然分娩ができたのでは、、、」と入院中は後悔しました。
もちろん、帝王切開は出産方法のひとつで自然分娩と差はないことはわかっています。
しかし、まったく想定していなかったので、しばらく面喰いました。
いまでは、あのとき帝王切開で出産していなければ、子供と今こうして幸せに過ごしていられなかったかもしれないと思えるので、出産方法に後悔はありません。
TOLACへの希望と今後の計画
第一子を緊急帝王切開で出産しましたが、
子どもはであと2人ほしいと考えています!笑
ただし、基本的には、帝王切開したら次の出産も帝王切開になるそうです。
しかしながら、あの辛い痛みをもう一度経験したくないです。
なので次はTOLAC(帝王切開後経膣分娩)に挑戦したい!
TOLACには様々な条件がありますので、まずは、BMIを正常値に戻すダイエットから。
今から少しずつ準備をしていきます!
さいごに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
想像と違った出産でも、無事に赤ん坊と出会えたことに感謝しています。
このレポが、同じように悩んだり落ち込んだりしているママの心の支えになれたらうれしいです。
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